電子書籍の企画出版
万象堂事業部では、美術と音楽の分野において、歴史的な文献や貴重なドキュメンタリーなどを電子書籍で出版しています。

ペーパーレス時代への対応というだけでなく、電子化することで向上する閲覧性や保存性を重視した出版事業です。

電子化することで、文字の拡大や行間調整が自由になり、視覚上の制約が大幅に緩和されます。また、音声に変換して読書することも可能になります。
このように、電子書籍は年齢や視聴覚の個人差による読書環境のハードルを下げる効果を期待できます。

万象堂の電子化は、紙をスキャンしてデジタル画像にするのではなく、全ての文字を入力し、EPUB形式の電子書籍にします。そのことで、多国語への翻訳も容易になり、必要に応じて紙に印刷することもでき、コンテンツの汎用性が大幅に向上します。保存性も高まりますので、文化の継承にも貢献できます。

さらに、制作コストにおいても紙書籍に比べて大きな優位性があることから、執筆、翻訳、編集などのコンテンツ制作自体に大きく予算を配分できます。

人類の貴重な遺産である芸術思考と言語文化を後世に伝えていくことが万象堂の役割と考えています。

法人においても、社史や論文など、電子書籍化による保存や共有という企業価値の継承にも貢献できます。

出版のご相談だけでなく、編集や取材、執筆代行、翻訳なども含め、ご関心のある企業様はぜひお問い合わせください。


万象堂の電子書籍・既刊本の一例

●美術分野
ウィリアム・モリス『理想の書物』はやみずあゆみ訳
パウル・クレー『イエナ講演草稿』青岳那苑訳
アンリ・マティス『画家の覚書』青岳那苑訳

●音楽分野
ロバート・ジョンソン『ブルース歌詞集』鳥海森介訳
駒沢敏器『ミシシッピは月まで狂っている』
高尾栄司『ビートルズになれなかった男』

※万象堂事業部の電子書籍は、次の万象堂サイトでご覧頂けます。
万象堂ウェブサイト